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 前の記事に続き最初にことわっておきますが、これは私が自分で録音を重ねて考えた技術なので、既にそこそこの録音ができている方や独自の録音方法がある方にはお勧めしません。



 OREMOには録音した音を再生する機能があり、それを頼りに録音が成功か失敗か確かめることができます。
それでも自分の耳では心配という方やもっと厳しくチェックしたい方、そもそも自分がちゃんと発音できているのかわかりませんという方は「波形」をチェックしてみてください。
使用している録音ソフトがOREMOであれば録音したときの音量に合わせて波形の大きさも調整してくれるので、音量の低いマイクを使っているという方でも大丈夫です。

 人間の声の波形にはある一定のルールがあり、波形がきちんとその形をしていれば聴けるものにはなっているはずです。
まずは基本の波形の形をアップしていくので、それを参考にしてみてください。

使用音源:貴野ユキver pre5.1 仲田ルボver2

 あ行
ef58732e.jpg

これが基本の形です。
どの音素もこのような形の波形の手前に子音がつきます。
原音設定では基本的に音の始まりはカットしてしまうのですが、調声にこだわる方が使うことも多いのでブランクカットをする際には切らないようにしてください。
また、そのことも考慮してなるべく綺麗に発音を始められるといいかもしれません。

 か行
22cfab4c.jpg

破裂音特有の縦線のようなものが母音の前につきます。
この縦線が細すぎるとクリックノイズのような子音になってしまうので、口が大きく根元の細い左向きのラッパのような形になるのが理想的です。
だからといって「kか」みたいな発音をすると子音がしつこくなり、UTAU上で再生したときに汚くなってしまうので注意。

 さ行
efdb2de0.jpg

母音の前にもう一つ小さな山ができます。
この山の幅が大きすぎる(子音が長すぎる)とUTAUで使ったときに子音が長すぎてアップテンポが苦手になるので注意してください。
しかし、子音が長いと早口で子音だけを発音させるときに子音を抽出しやすく、どちらも一長一短といったところです。
用途に合わせて使う為に子音が長いものと子音が短いもの二種類用意するのもありかもしれませんね。
また、子音が大きすぎたり、思い切り息をひねり出すように発音すると「とかち化」してしまいます。
そこの確認は波形よりも耳に頼った方がいいでしょう。

 た、て、と
299ac31c.jpg

た行の子音は二種類あります。
なぜ一つの行で二種類の子音になるのかという疑問は、たちつてとをローマ字で書いてみると解決するかもしれませんね。
た行をローマ字で書くと「ta、chi、tsu、te、to」、「た、て、と」の三つは「t+母音」で同じ構成ですが、「ち」は「ch」、ようすぐに「ちゃ行」です。
また、「つ」は「su(す)」に「t」を付け足したものなので、「す」にアタックをつけたような感じになります。
そう考えると「た行は」「た、ち、つ、て、と」ではなくて「ta、ti、tu、te、to(た、てぃ、とぅ、て、と)」…?

前置きが長くなりましたが、た、て、との三つは基本的にはか行と同じで縦線のような形の子音が入ります。
か行よりも子音の形が綺麗にできやすいと思うので、か行が苦手な方はた行で先に感覚をつかんでみるといいかもしれません。

 ち、つ
2f918d9b.jpg

簡単に言うと、た、て、との子音+さ行の子音です。
最初に破裂音特有の縦線が入り、それに続いてさ行のような山形の子音が入ります。
破裂音部分の子音が小さいとさ行のように聴こえてしまいますが、大きすぎるとしつこくなってしまうので注意してください。
また、しつこくなりやすい音素なので、力を入れすぎない発音を心がけましょう。

 な行
7089005a.jpg

c4dbdbdf.jpg

さて、なめらかにつながる音源にするところで重要なポイントが来ました。
連続音の波形を見た方や原音設定に慣れている方ならわかるかも知れませんが、通常な行は前の音から繋がります。
その為、子音が極端に短かったりすると前の音につぶされて聴きとりづらくなりますし、逆に子音が長いと「んなー」のように余分な音素が入ります。
理想の波形は子音が母音と同じ大きさかそれ以下であり、しっかりと形が認識できるレベルであることです。

 は行
da02704c.jpg

は行は中の人にとって難関の一つではないでしょうか?
子音が分かりづらい上に、聴きとりやすい発音を目指すとマイクに息がかかってしまったりもします。
特に「は」と「ふ」は息がかかりやすいので、しっかりと耳と波形で確認することが重要です。
は行は成功すると母音の前に若干細い波形ができます。
これは吐息の波形と非常によく似ている(もしかしたら同じかもしれない)ので、イメージがわかないときは語尾吐息を録音して波形を確認してみてください。

 マイクに息がかかってしまった場合はこんな波形になります。
b60a4f8b.jpg

0905fe74.jpg

前者は子音の形が乱れています。
発音に気をつけているとこうなってしまうことが多くあります。
後者はわざと息をかけるようにして録音したものなのですが、子音はともかく波形が全体的に波打っています。
波形が波打っている場合はは行に限らず他の行でも息がかかってしまっていることが多いので、このような波形になってしまったときは耳で確認するか、録音しなおしてください。

息がかからないようにする方法としては、ポップガードを作ると一番やりやすくなります。
買うとそこそこの値段がしますが、ストッキングをびよーんと伸ばしてマイクの前にセッティングするだけでOKなのでお手軽です。
「自分ストッキング持ってない!」という人は、息を吹きかける狙いを変えてみましょう。
マイクではなく、マイクの横や上下、少し外したところを狙って発音してみてください。
そうすることで口から出た息がマイクに直接当たらなくなるので、マイクに息がかかりにくくなります。

 ま行
bb20adc2.jpg

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ま行は基本的にな行と同じです。
両方とも子音が「ん」なのですが、ま行の場合はハミングのような発音の「ん」です。
唇を触れさせることによって子音を発生させる行でもあるのでリップノイズが入りやすくなります。
リップノイズは大きいものであれば波形で確認できるので、録音した際にチェックしましょう。
目立つリップノイズが入っていると、子音と母音の間辺りに目立つ縦線が入ります。
これが波形に入っていたら要注意です。なるべく縦線が入らないような録音を目指してください。

 や行
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や行は子音が短く、判定しづらい行だと思います。
母音の音の始まりが少し乱れたような感じの波形になるので、それで子音がきちんと入っているか確認してください。
また、人によっては「にゃ、にゅ、にょ」になりやすいので、や行は耳でも確認することをお勧めします。

 ら行
aac52fb2.jpg

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私が大嫌いな行ですw
舌を使って発音する行なのでリップノイズが入りやすくなります。
リップノイズはさっきと同じ、縦線の有無で確認をしてください。
波形はな行やま行と似たような形になります。
苦手な方だと子音と母音が分離したような波形になるかも知れませんが、「るあ」のように聴いても分離しているわけでなければ大丈夫です。

どうしてもリップノイズが入ってしまう音素は発音の仕方を変えてしまいましょう。
私はいつも「り」で苦戦するのですが、普段は舌の付け根の方を使って音を出しています。
これはもう癖になっているのでなかなか直しようがないのですが、音源を録音するときだけ発音を変えることなら簡単にできます。
舌の付け根を使ってリップノイズが入ってしまうのであれば、舌先を使って発音してみましょう。
最初は若干ばらけたりすると思いますが、何度か発音しているうちに慣れてくると思います。
(「り」に苦戦するのは私の日本語の発音が変なだけかも知れませんが)

実際、発音を直す前と後だとこんなに違います。

[VOON] 4「り」

後者の方が綺麗でしょ?w

どのように発音するのか迷ったときは、誰かに自分の発音を聴いてもらったりするのもいいかもしれません。

 わ、を
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形としてはや行と同じで、子音が短くなっています。
これも母音の手前の乱れで波形をチェックしてみてください。
「わ」の発音がしにくい場合はしつこくならない程度に「ぅわ」と発音してみましょう。
また、「を」が発音しにくい場合は「お」や完全に「うぉ」と発音してしまっても大丈夫ですし、「お」で代用することもできます。

 ん
06a7fcf7.jpg

形は母音と同じ。扱いも母音と同じ。
そんな「ん」ですが、発音は二種類あります。
ま行の部分でも書いたとおり、子音がnの「ん」と、子音がmの「ん」があります。
基本的にnの「ん」があれば不自由はしませんがハミングのような発音のmが子音の「ん」も一緒にあるとより表現できる範囲が広がるかもしれませんね。



これより本番、目指せぬめぬめ繋がる音源!
※ここからはしっとりした優しい歌唱を目指す音源向けです。パワー系の音源には不要と思われる説明が長々とあります。


 が行
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3f24d165.jpg

さて、滑らかに発音する上でチェックポイントが来ました!
「鼻濁音」です。
恐らくほとんどの音源が前者の画像のような破裂音の波形になっていると思います。
これで合っています。
これでしっかりと発音します。
しかし。
後者のような「鼻濁音」があると、しっとりした曲のときに滑らかに繋がります!
「鼻濁音とか発音できません」という声もちらほら聴きますが、これは結構簡単にできちゃいます。
「んが」って発音すればいいだけです。それこそな行のような感覚で。
「なーがーなーがーなーがー」とひたすら言い続けてみてください。
…だんだん「が」のアタックが弱くなってきませんか?
その感覚で「が」が発音できるようになれば鼻濁音です。
鼻濁音の波形はな行とそっくり。
録音したら「が」が「な」になっていないか耳でも確認してくださいね。

一つ注意ですが、鼻濁音だけしかないとアップテンポや激しい歌の時にしっとりした歌唱を披露してくれることがあるので、よほどしっとりした歌向けの音源にしたくない限りは通常の発音も用意することを忘れずに。

 ざ行
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これは普通に発音すると破裂音に何か足したような波形になることが多いと思います。
だけどやはり「んざ」といったような発音で前の音に繋がりやすくすることが可能です。
波形としては最初に大きい波形が小さくなり、母音に突入といった感じです。
この狭い部分が「ざ」の「z」の部分なので、最初の大きい部分が大きくなりすぎない程度に発音しましょう。
発音しづらいときは「ずーざーずーざーずーざー」のように、「ず」と交互に発音してみると感覚がつかめます。
ここは無理だと思ったら無理しない方がいいかもしれません。

 だ行
57edd10d.jpg

c0032c61.jpg

だ行もが行やざ行と同じで破裂音になるのが普通で、「んだ」のような発音で繋がりやすい音素にすることができます。
ここも「んーだーんーだーんーだー」でコツがつかめます。
私が思うにが行やざ行よりもレベルが高いので、前の二つができてから挑戦してみることをお勧めします。

 ば行
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3128577b.jpg

ば行も前の三つと同じで(ry
難易度はだ行よりも簡単だと思います。
これもだ行と同じく「んーばーんーばーんーばー」でOKです。

 ぱ行
61548a12.jpg

はい、異端です。
ただの破裂音です。
どう頑張ってもぬめぬめ繋がりません。
しかし、難しいです。
口の前に手をやって発音してみればわかるかと思いますが、他の破裂音に比べて息の勢いが強くなります。
そのせいでポップノイズだらけ涙目という方も多いのではないでしょうか?
ここもは行と同じ、ポップガードやマイクから狙いをそらすことで切り抜けましょう。
それも難しい場合はアクセントを少し控え目に録音し、後から子音だけ音量を上げるというのも一種の手です。



 今回はこの辺りで終了。
長くなってしまいましたが、誰得なんでしょうこれwww
書きたかったことは大体書いたので、細かいことは続きの希望者がいたらやります。
さきほどの記事とこの記事どちらかが拍手10回になったら続きを書きます。

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誕生日:
1994/02/24
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趣味:
ピアノやUTAU中心の音楽
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